重器材の選び方 アムズ

重器材の選び方

重器材は、水中環境で自由に活動するために欠かせない「生命維持装置」です。価格だけで判断せず、信頼性・機能性を基準に選びましょう。

価格ではなく信頼性・機能性を基準に

重器材は、人間が水中で活動するために必要な、呼吸や姿勢制御を担う・補助するための装置で、これがないとスキューバダイビングはできません。宇宙服が壊れていたら真空状態では生きられないように、安全・快適なダイビングのためには、正常に動作してくれる器材の信頼性が何よりも重要になります。
一般的に高価な器材ですが、価格だけでは性能を決めることはできません。重量・形状その他の機能性・スペックを見て判断すべきものです。正しく選べばメンテナンス・オーバーホール次第で長く使える器材ですので、初心者の方はできるだけ、経験豊富な方のアドバイスを受けて選んだ方が間違いないでしょう。

BC

BCは空気を貯め、浮力を調節する装置です。体に合った大きさと、フィット感などの着心地を基準に選びましょう。

レギュレーター

レギュレーターは、水中環境で呼吸するための、ダイビングの最重要装置です。信頼性のあるメーカーの製品で、肺活量に合った軽さに圧力が調整できるものを選びましょう。

オクトパス

オクトパスは万一の故障に備える予備のレギュレーターです。できるだけ、シンプルな構造のものを選びましょう。

ゲージ

ゲージは、深度・残圧・方位など、ダイバーに自分の置かれている状況を教えてくれる計測器です。デザイン性ではなく、数値が読みやすいことを優先に選びましょう。

ダイブコンピューター

ダイブコンピューターは、水中での行動に必要な情報を教えてくれるツールの1つです。デザイン性や価格ではなく、数値の読みやすさ・情報のわかりやすさを基準に選びましょう。

<協力:モルディブ デルフィスダイビングセンター(PADIコースディレクター)津金千尋・日本アクアラング株式会社>

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